ハサミゲージ(キャリパーゲージ)φ42 g6対応|通り・止まり4μm公差を実現する高精度測定ゲージ
全焼入れ仕様で精度安定|軸径φ42 g6を現場で即判定できるシンプル測定工具
製品仕様(Specification)
品名:ハサミゲージ(キャリパーゲージ)
形状:100 × 110 × T5
測定部:φ42 g6
仕上げ:精密研削加工仕上げ
材質:SKS3
表面処理:黒染め処理(研削加工面を除く)
熱処理:焼入れ・焼戻し・サブゼロ処理 HRC58~63(全焼入れ)
設計:渡辺精密工業株式会社
数量:1個
当社製造番号:26-00451
測定対象:φ42 g6とはどのくらいの精度か
本ゲージは、軸径『φ42 g6』の測定用に設計されています。
g6公差を測定するためのゲージは非常に厳しく、具体的には以下の範囲です。
・通り側:42 −0.0145 / −0.0105(公差幅 4μm)
・止まり側:42 −0.027 / −0.023(公差幅 4μm)
つまり、
『わずか4ミクロンの差を通り、止まりに持つゲージ』
となります。
ハサミゲージとは何か?
ハサミゲージ(キャリパーゲージ)は、
・軸径を挟むだけで測定可能
・現場で即判定できる
・簡単なレクチャーすることで、測定者による判断バラツキが少ない
という特徴を持つ、シンプルかつ実用性の高い測定工具です。
ノギスやマイクロメータと違い、
『通るか/通らないか』
を瞬時に判断できる点が最大のメリットです。
技術ポイント:4μm公差を支える精密研削技術
① 通り・止まりともに公差幅4μm
本製品では、
・通り側
・止まり側
いずれも『4μm幅』という非常に狭い公差で設計されています。
このレベルでは、
・研削精度
・温度管理
・測定再現性
すべてが高いレベルで求められます。
② ハサミゲージは“ミクロン単位が前提”
ハサミゲージはシンプルな構造ですが、
実際には
『ミクロン単位での精度管理が前提の工具』
です。
わずかな加工誤差や歪みが、そのまま判定誤差につながります。
全焼入れ仕様を採用する理由
ハサミゲージには大きく分けて2種類あります。
・全焼入れ
・部分焼入れ(測定部のみ)
本製品は『全焼入れ仕様』を採用しています。
部分焼入れのリスク
部分焼入れの場合、
・測定部以外は生材
・外部衝撃で変形しやすい
その結果、
『本体の歪み → 測定部寸法の変化』
が発生する可能性があります。
これは不可逆変形となるため、
精度保証に大きなリスクとなります。
全焼入れのメリット
全焼入れにすることで、
・全体剛性の向上
・変形リスクの低減
・長期的な精度安定
が期待できます。
価格面では部分焼入れより高くなりますが、
『品質保証の観点では全焼入れが推奨』
されます。
なぜ今、ハサミゲージが減っているのか
近年、
・三次元測定機
・画像測定機
・デジタル測定機
の普及により、
ハサミゲージの使用機会は減少しています。
その影響で、
『ハサミゲージの製作から撤退するメーカーが増加』
しています。
実は、ハサミゲージの製作には手間(コスト)が掛かります。
正直、ハサミゲージだけで利益を出すことはとても難しいことなのです。
それでもハサミゲージを作り続ける理由
渡辺精密工業株式会社では、
『あえてハサミゲージ製作を継続』
しています。
理由は2つです。
・現場での即時判定という価値がある(お客様からのニーズがある)
・ミクロン精度加工の技能伝承
デジタル測定では代替できない、
『現場での速さと確実性』
を支える重要な工具だからです。
このようなお悩みはありませんか?
・φ42 g6のような厳しい公差を現場で判定したい
・測定時間を短縮したい
・シンプルで確実な測定工具が欲しい
・ハサミゲージを製作できる会社が見つからない
・全焼入れ仕様で長く使えるゲージを導入したい
まとめ:シンプルな工具ほど“本当の精度”が問われる
ハサミゲージは一見シンプルな工具です。
しかし実際には、
・ミクロン単位の加工精度
・熱処理による安定性
・長期使用を見据えた設計
が求められる『高度な精密工具』です。
渡辺精密工業株式会社では、
このような高精度ゲージの設計・製作に対応しています。
FAQ(よくある質問)
Q1.φ42 g6の公差はどのくらいですか?
A1.通り側が42 −0.0145〜−0.0105、止まり側が42 −0.027〜−0.023で、いずれも公差幅は4μmです。
Q2.ハサミゲージとノギスの違いは何ですか?
A2.ハサミゲージは『通る・通らない』の判定に特化しており、現場で瞬時に合否判断ができます。
Q3.全焼入れと部分焼入れの違いは何ですか?
A3.全焼入れは全体が硬化しており変形しにくく、部分焼入れは測定部以外が変形しやすいため精度への影響リスクがあります。
Q4.ハサミゲージはまだ製作できますか?
A4.可能です。対応できるメーカーは減っていますが、当社では継続して製作しています。
Q5.1個からでも注文できますか?
A5.はい、1個から対応可能です。試作や特注仕様にも柔軟に対応しています。
お問い合わせ
ハサミゲージ(全焼き、部分焼き)をはじめ、各種テーパー製品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
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■会社概要
郵便番号:455-0831
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<認証(QMS関連)>
JISQ9100
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MSJ4000
<ゲージ>
栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正、AI画像測定器用校正マスター、非接触測定器用校正原器 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
<システム開発>
C, C#, Python, VBA, WordPress など
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